木でできた冒険道具コンペティションとは

木でできた冒険道具コンペティションのスケッチ大募集中です。
そこで今回はこのコンペが一体どんなものなのか?皆さんにご紹介しましょう。

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木でできた冒険道具コンペティションは2段階のコンペになっています。

第1段階

子供達(小学生以下の児童)の夢の冒険道具スケッチのコンペです。
まず、子供達に自由に冒険を想像してもらいます。どんな冒険でも構いません。生まれてまだ間もない子供達にとって、この世界は冒険に満ちあふれています。森にカブトムシを見つけにいく冒険、友達と仲直りする冒険、テストで100点とる為の冒険、跳び箱10段飛ぶ冒険等々。また、「100の冒険」の中から選んでも構いません。想像力を膨らませて、そんな冒険に持って行きたい冒険道具のアイデアをスケッチしてみて下さい。
このコンペのユニークなところは、スケッチの上手さを審査するものではなく、アイデアのおもしろさ、斬新さを審査することにあります。審査員の先生方は、子供達のまだ何にもとらわれていない自由な発想のもとに描かれた多くのスケッチの中から、キラリと光る可能性を発見することを楽しみにしています。

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応募締切 平成29年の5月25日(木)消印有効
最優秀賞 1点
審査員賞 3点
優秀賞 4点
長友啓典賞 1点
アイデア賞50点程度
上位9点は8月26日(土)のLIVING ART in OHYAMA 2017当日表彰式
スケッチは会期中会場に展示されます。

 

第2段階

デザイナーを目指す大学生達によるコンペです。
6月に選出された上記9点の子供達による夢のスケッチを、大学生が約2ヶ月かけて木を使って実現します。ただし、スケッチに描いてあるものをそのまま作ってくるのではなく、スケッチから子供達の夢や想いを読み取り、想像し、それを実現するアイデアを参加する大学生が考えて形にします。出来上がった冒険道具は、イベント当日会場に展示されるだけでなく、誰でも見ることが可能な公開審査でグランプリを決定します。冒険道具のアイデアもさることながら、公開審査で行なわれるプレゼンテーションも見所の一つ。「自分の作った冒険道具は、スケッチを描いた子供に喜んでもらえるだろうか…?」正に子供達の目の前で行なうプレゼンテーションに、ハラハラドキドキしながら真剣に取り組む未来のデザイナーを、是非会場に来て応援してください。

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ユニークな冒険道具が道具が生まれるヒミツ

このように木でできた冒険道具コンペティションは、小学生以下の児童たちと大学生の2つの世代が交わるユニークなコンペです。斬新なアイデアを考える力と、それを最終的な形に実現させる力は、そのどちらが欠けても良いものは生まれません。子供達にとっては、自分のアイデアが形になる喜び、そして大学生にとっては、いつの間にか凝り固まってしまった自分の発想の箍(たが)を外して自由なアイデアを形にする楽しみがあります。この二つの世代が交じり合うことで、今まで見たことのないユニークな冒険道具が生まれます。

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今年はどんな自由なスケッチが届くのか、そしてそこからどんな楽しい冒険道具が生まれるのか楽しみです。スケッチの締切まではまだまだ時間がありますので、ふるってご応募下さい。

スケッチ応募用紙のダウンロードはこちら